熊本市議会 2018-06-04
平成30年第 2回定例会−06月04日-01号
平成30年第 2回定例会−06月04日-01号平成30年第 2回定例会
平成30年6月4日(月曜)
┌─────────────────────────────────────┐
│ 議 事 日 程 第1号 │
│ 平成30年6月4日(月曜)午前10時開議 │
│ 第 1 会期の件 │
│ 第 2 議第163号
専決処分の報告について │
│ 第 3 議第164号 平成30年度熊本市
一般会計補正予算 │
│ 第 4 議第165号 同
病院事業会計補正予算 │
│ 第 5 議第166号
専決処分の報告について │
│ 第 6 議第167号 同 │
│ 第 7 議第168号 同 │
│ 第 8 議第169号 熊本市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正につい│
│ て │
│ 第 9 議第170号 熊本市
手数料条例の一部改正について │
│ 第 10 議第171号 熊本市
地域コミュニティセンター条例の一部改正につ│
│ いて │
│ 第 11 議第172号 熊本市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関す│
│ る基準を定める条例の一部改正について │
│ 第 12 議第173号 熊本市
指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運│
│ 営に関する基準等を定める条例等の一部改正について│
│ 第 13 議第174号 熊本市
地域包括支援センターの職員等に関する基準を│
│ 定める条例の一部改正について │
│ 第 14 議第175号 熊本市
旅館業法施行条例及び熊本市
ラブホテル建築規│
│ 制に関する条例の一部改正について │
│ 第 15 議第176号 熊本市
省エネルギー等推進基金条例の制定について │
│ 第 16 議第177号 熊本市
都市公園条例の一部改正について │
│ 第 17 議第178号 熊本市
体育施設条例の一部改正について │
│ 第 18 議第179号 市道の認定について │
│ 第 19 議第180号 同 │
│ 第 20 議第181号 同 │
│ 第 21 議第182号 同 │
│ 第 22 議第183号 同 │
│ 第 23 議第184号 同 │
│ 第 24 議第185号 同 │
│ 第 25 議第186号 同 │
│ 第 26 議第187号 同 │
│ 第 27 議第188号 同 │
│ 第 28 議第189号 同 │
│ 第 29 議第190号 同 │
│ 第 30 議第191号 同 │
│ 第 31 議第192号 同 │
│ 第 32 議第193号 同 │
│ 第 33 議第194号 同 │
│ 第 34 議第195号 同 │
│ 第 35 議第196号 同 │
│ 第 36 議第197号 同 │
│ 第 37 議第198号 同 │
│ 第 38 議第199号 同 │
│ 第 39 議第200号 同 │
│ 第 40 議第201号 同 │
│ 第 41 議第202号 同 │
│ 第 42 議第203号 同 │
│ 第 43 議第204号 同 │
│ 第 44 議第205号 同 │
│ 第 45 議第206号 同 │
│ 第 46 議第207号 同 │
│ 第 47 議第208号 同 │
│ 第 48 議第209号 訴えの提起について │
│ 第 49 議第210号 財産の取得について │
│ 第 50 議第211号
工事請負契約締結について │
│ 第 51 議第212号 同 │
│ 第 52 議第213号 同 │
│ 第 53 議第214号 同 │
│ 第 54 議第215号 熊本市
税条例等の一部改正について │
│ 第 55 議第216号
工事請負契約締結について │
│ 第 56 議第217号 同 │
│ 第 57 諮第 2号
退職手当支給制限処分に係る審査請求について │
└─────────────────────────────────────┘
午前10時00分 開会
○くつき信哉 議長 平成30年第2回定例会は本日をもって招集されました。
これより会議を開きます。
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 会議規則第83条の規定により、
会議録署名議員を指名いたします。
齊藤聰議員及び
田尻善裕議員にお願いいたします。
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 この際、申し上げます。
去る5月15日、
本市市議会議員として、
市政発展のため、7期28年にわたり御尽力されて来られました
田尻清輝議員が御逝去されました。
本市議会を代表して謹んで哀悼の意を表します。
つきましては、故
田尻清輝議員の御冥福を祈り、1分間の黙祷をささげたいと存じます。
全員御起立を願います。
〔全員起立〕
○くつき信哉 議長 黙祷。
〔黙祷〕
○くつき信哉 議長 黙祷を終わります。
御着席願います。
〔全員着席〕
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 これより、故
田尻清輝議員に対する
追悼演説を行います。
藤山英美議員より発言の申し出があっておりますので、これを許可いたします。
〔41番
藤山英美議員 登壇〕
◆
藤山英美 議員
議員各位のお許しを得て、今は亡き
田尻清輝議員のみたまに対し、謹んで哀悼の誠をささげたいと存じます。
私は、平成7年の初当選以来、1期
先輩議員である
田尻清輝先生とともに、
平成クラブ、
市民クラブ、
くまもと未来と、会派の名前は変わりましたけれども、同じ会派の同志として、24年間の長きにわたり御指導をいただきました。また、
市政発展のために、ともに頑張ってまいりました。
そのような苦楽をともにしてきた
田尻先生が昨年9月に胆のうの手術をしたと、本年第1回定例会の最中に聞き、大変驚きました。私を含め、多くの方々が知らなかったことではないかと思っております。ふだんと変わらず、大きな声、元気なお姿、病気とは無縁と誰もが思っておりました。
しかし、会派そろっての昼食時に、ウナギと梅干しを食べたら、消化しとらんだったと話されました。食欲も少しない御様子で、このときには、皆で少し心配をいたしました。しかし、病との闘いなどみじんも感じられませんでした。
その後、3月5日の
田尻先生の代表質問、3月7日の
白河部議員の一般質問の終了後、会派恒例の慰労会を7日に設定していましたところ、6日、7日は検査入院するとのことで、慰労会を14日に延期し、先生の退院、快気祝いを兼ねてと思っておりましたが、その願いはかないませんでした。
先生の輝かしい実績は
皆様御存じのとおりと存じますが、その一部を御紹介申し上げます。
市議会議員としては、平成3年の初当選以来、7期28年にわたり、
建設委員長、
議会運営委員長、そして第53代副
議長等要職を務められました。
また、
消防団活動にも熱意を持って取り組まれ、43年間という長きにわたり、市民の生命、財産を守り、分団長、副団長も務められました。
このほかにも、地域の
交通指導員として32年間、また、御出身の
熊本県立熊本農業高校同窓会、熊本市
南園会会長等も務められております。
このように幅広い活動で、支援者の信頼も厚く、
市議会議員選挙におきましては、いつも上位当選を果たされておりました。
また、信念を持って政策推進をされた
九州新幹線鹿児島本線の高架の延長問題など、国、県に積極的に働きかけられ、段山までだった計画を池亀まで延長されたと聞いております。
さらに、
環状線西回りバイパスの全線開通を念願しておられ、
花園池亀線が一部開通し、今後の進捗を楽しみにしておられたところ、事業完成を見届けられず旅立たれたことは、さぞや無念であったろうと思っております。
先生のお人柄といえば、まるで太陽のような方でありました。いつも穏やかな笑顔で周りを照らしておられました。お酒をこよなく愛され、先生と宴席で御一緒させていただくと、いつも明るく楽しい時間を過ごさせていただきました。今となっては、先生と酒を酌み交わし、豪快に笑い、議論することもできなくなり、残念でたまりません。
今や我が熊本市も
政令指定都市となり、更なる躍進を遂げようとしている重要な時期に先生のような方を失いましたことは、市政にとってもまことに痛恨の極みであります。
私
ども議員一同、今後は姿なき議会の語り部として、先生の残された数々の御提言、御功績を深く刻み込み、受け継ぎ、市政に邁進することを、改めてここにお誓い申し上げます。
まだまだ語り尽くせぬことがたくさんございますが、今はただ万感の思いで、心から
田尻先生にありがとうございましたとお礼を申し上げ、追悼の言葉といたします。
平成30年6月4日、
熊本市議会議員、
藤山英美。
○くつき信哉 議長
追悼演説は終わりました。
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 この際、市長からも追悼の辞を述べたいとの申し出がありますので、これを許可いたします。
〔
大西一史市長 登壇〕
◎
大西一史 市長 追悼の辞。
去る5月15日逝去されました故
田尻清輝議員のみたまに対し、謹んで追悼の言葉をささげます。
今、この議場に立ちますと、重厚にて明敏、そして、聴衆を魅了する演壇上の御英姿など、ありし日の
田尻清輝先生の面影がほうふつとして眼前に去来し、世の常とはいえ、人生の無常を嘆かざるを得ません。御遺族の皆様のお悲しみはいかばかりかとお察しいたし、衷心よりお悔やみ申し上げます。
昭和19年に生をうけられ、戦後の激動の時代を乗り越えてこられた
田尻清輝先生は、本市が旧飽託4町と合併し、人口60万人を超えた平成3年、地域の絶大なる衆望を担われて、47歳の若さで
熊本市議会議員に初当選されました。
以来、7期もの長きにわたり、市民の代表として、市政の発展と市民福祉の向上に多大な御貢献を賜りました。
この間、
建設委員会委員長、
議会運営委員会委員長を初め、多くの議会の役職を務められましたが、中でも、平成17年から平成19年までは、市議会副議長として長年培った豊富な経験と旺盛な責任感を持って、すぐれた統率力を発揮し、議会の運営にも尽くされました。
私自身も、
県議会議員時代から、政治家の先輩として御指導いただいており、こうして今、私が市長として壇上におりますのも、先生のおかげであると心から感謝申し上げます。
また、本市職員として勤務された御経験から、職員に対してもよき先輩として、時には優しく、時には厳しく御指導いただきました。
そして、プライベートでは詩吟を披露されるなど、人間としての幅の広さ、教養の深さを感じる魅力にあふれたお人柄でございました。
さらには、地域での奉仕活動にも情熱を傾けられ、長きにわたり熊本市
交通指導員や
消防団員として、地域社会の安全確保に多大な御功績を残されました。
このような先生の業績に対し、本市におきましては、昭和60年に熊本市有功者として御顕彰申し上げた次第でございます。
本市は今、甚大な被害をもたらした
熊本地震からの一日も早い復旧、復興に向けた取り組みを進めているさなかであり、このような重要な時期に、人望が厚く、地域の皆様に慕われた
田尻清輝先生を失ったことは、まことに残念でなりません。残された我々は、全力を挙げて熊本の復興に取り組んでいく所存でございます。
どうか、この上は、御遺族の御安泰と、こよなく愛された郷土熊本の復興と更なる発展に、幾久しく御加護を賜らんことを念じつつ、最後のお別れに臨み、多年、市政に尽くされた御功績に感謝の誠をささげ、もって、衷心より御冥福をお祈り申し上げ、追悼の言葉といたします。
平成30年6月4日、
熊本市長、
大西一史。
○くつき信哉 議長 以上で市長の追悼の辞は終わりました。
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 日程に入るに先立ちまして御報告いたします。
まず、さきの
人事異動等により8名の方々が新たに説明員となられましたので、御紹介いたします。
白石三千
治上下水道事業管理者でございます。
肝付幸治交通事業管理者でございます。
中村英文総務局長でございます。
田中陽礼財政局長でございます。
平井英虎経済観光局長でございます。
田中隆臣都市建設局長でございます。
西岡哲弘消防局長でございます。
深水政彦西区長でございます。
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 次に、市長並びに
監査委員より、関係法令に基づき送付を受けました報告書類は、お手元に配付いたしておきましたので、これにより御承知願います。
また、去る3月28日配付のとおり、
包括外部監査人より、
地方自治法第252条の37第5項の規定に基づき
包括外部監査の結果について報告書が提出されました。
以上、御報告いたします。
〔配付した書類〕
┌─────────────────────────────────────┐
│ 市長より、 │
│ 地方自治法第122条の規定に基づく │
│ 平成30年度
補正予算に関する説明書 │
│ 地方自治法第180条第2項の規定に基づく │
│ 報第15号
専決処分の報告について │
│ 報第16号 同 │
│ 報第17号 同 │
│ 報第18号 同 │
│ 地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づく │
│ 報第 9号
予算繰越計算書について │
│ 地方自治法施行令第150条第3項の規定に基づく │
│ 報第10号
予算繰越計算書について │
│ 地方公営企業法第26条第3項の規定に基づく │
│ 報第11号
予算繰越計算書について │
│ 報第12号 同 │
│ 報第13号 同 │
│ 報第14号 同 │
│ 監査委員より、 │
│ 地方自治法第199条第9項の規定に基づく │
│ 熊監発第27号 平成29年度監査の結果について │
│ 熊監発第29号 行政監査の結果について │
│ 地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく │
│ 熊監発第26号
例月出納検査の結果について │
└─────────────────────────────────────┘
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 日程第1「会期の件」についてお諮りいたします。
今回の定例会の会期は、本日から6月19日まで16日間とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○くつき信哉 議長 御異議なしと認めます。
よって、会期は本日から6月19日まで16日間とすることに決定いたしました。
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 日程第2ないし日程第57を一括議題といたします。
市長の
提案理由の説明を求めます。
〔
大西一史市長 登壇〕
◎
大西一史 市長
提案理由の説明に先立ちまして、2点御報告申し上げます。
まず、
熊本地震につきまして御報告いたします。
平成28年
熊本地震の発災から、早いもので2年が経過しました。前震の日から2年目となります4月14日には、熊本県主催の
犠牲者追悼式に参列し、犠牲になられました方々並びに最愛の御家族を亡くされた御遺族の皆様に、心から哀悼の意をささげますとともに、改めてみたまに復興への決意をお誓い申し上げたところです。
また、翌4月15日には、本市において震災対処実動訓練を実施いたしました。全職員の
安否確認訓練、幹部職員の参集訓練に加えまして、地域住民の皆様や民間団体を含め、過去最大規模となる約1万3,000人の御参加をいただき、
避難所開設、
運営訓練、
物資供給訓練等を実施し、
熊本地震の教訓を踏まえた職員の役割と地域との連携など、今後の災害対応のあり方を確認させていただきました。
今後も今回の訓練を検証しながら、市民、地域、行政の
災害対応力の向上を図ってまいりたいと考えております。
続く4月16日には、平成28年
熊本地震感謝状贈呈式をとり行い、
熊本地震発災後、さまざまな御支援を賜りました県内外の多くの団体、企業、個人の皆様に感謝状を贈呈させていただきました。
改めまして、式に御出席いただいた皆様方はもとより、国内外から
ボランティア等で御支援をいただいた皆様、あるいは現在も本市の復興に御尽力いただいている数多くの皆様に対しまして、この場をおかりして、心から感謝申し上げます。
本年度は、
震災復興計画の折り返しとなる年度であり、また、多くの被災者の皆様が仮設住宅の
供与期間満了を迎え、住宅及び
生活再建に向けた新たな一歩を踏み出されていく大変重要な年であります。
本市としては、被災者の皆様の一日も早い
生活再建を最優先に御支援してまいりますとともに、復興を下支えする地域経済の活性化、さらには防災、減災の
まちづくりなど、復興の加速化と未来への礎づくりに全力で取り組んでまいりますので、
議員各位におかれましては、引き続き御協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
次に、去る5月1日から7日にかけて出張いたしました、
アメリカ合衆国サンアントニオ市等の訪問につきまして御報告いたします。
今回、
サンアントニオ市との
姉妹都市締結30周年を記念し、同市の
ロン・ニレンバーグ市長からの招聘に応じて、くつき
信哉市議会議長を初めとする
市議会訪問団とともに、同市を訪問してまいりました。
現地では、熊本・
サンアントニオデーのセレモニーがとり行われたほか、本年は
サンアントニオ市の市制300周年の年でもあり、同市と
友好姉妹都市関係にある世界各国の都市が招かれる盛大な記念式典がとり行われた中で、私からは
熊本地震の支援へのお礼を申し上げるとともに、震災からの復興と再生をアピールし、新しい
熊本づくりに向けた決意を広く世界に伝えるよい機会となりました。
特に両市間では、都市の多様性と
地域活性化をテーマに掲げ、
まちづくりに関する
取り組み事例の共有や政策協議を行うとともに、
サンアントニオ市には、大
規模コンベンションセンターがあり、年間2,000万人の観光客が訪れるなど、全米有数の国際観光、
コンベンション都市でありますことから、来年開設する
熊本城ホールを活用した交流人口の拡大に関する施策等についても学んでまいりました。
今回の出張で得たものを、その他の都市との交流や連携にも生かしつつ、世界に認められる上質な
生活都市の実現につなげてまいりたいと考えておりますので、議員の皆様には御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
それでは、提出議案について、説明に入らせていただきます。
今回の
補正予算案は、熊本城の復旧等に要する経費のほか、
白川公園内複合施設等の
指定管理に伴う
債務負担行為など、今後の業務推進上、速やかに対応する必要があるものを提出しております。
まず、
補正予算案の概要について申し上げますと、
一般会計において24億円の増額、補正後の予算額3,677億円となり、一般・特別・
企業会計合計の補正後の予算額は6,603億5,649万円となりました。補正後の予算を前年同期と比較いたしますと、
一般会計では7.4%の減、全体の合計額では4.6%の減となっております。
主な内容について申し上げますと、平成28年
熊本地震関連の
補正予算として、
熊本城天守閣の早期復旧に係る経費や、復旧過程の公開に向けた
仮設見学通路の
整備経費等、合計5億5,300万円及びこれらに伴う
債務負担行為に加え、新市民病院の来年秋の開設に向けた医療機器の購入や移設に伴う
債務負担行為を計上しております。
続きまして、
熊本地震関連以外の主な内容について、部門別に申し上げます。
まず、政策部門では、
国際交流会館の
指定管理に伴う
債務負担行為を計上しております。
次に、総務部門では、次年度からの
庁内文書等の集配業務の民間委託に伴う
債務負担行為を計上しております。
次に、市民部門では、白川公園内複合施設及び川尻公会堂等の
指定管理に伴う
債務負担行為を計上しております。
次に、健康福祉部門では、第3子以降の保育料無償化に係る対象年齢の拡充等に伴う経費及び生活保護法改正に伴うシステム改修経費に加えて、老人福祉センターや植木健康福祉センター等の
指定管理に伴う
債務負担行為を計上しております。
次に、環境部門では、本定例会に条例案を提出しております熊本市省エネルギー等推進基金を活用して行う、市民や事業者の省エネ等に資する取り組みに対する助成経費を計上しております。
次に、経済観光部門では、現代美術館や社会体育施設の
指定管理に伴う
債務負担行為を計上しております。
次に、農水部門では、県の補助内示に伴い、植木地域の畜産施設に対する助成経費等を計上いたしますとともに、城南地域物産館の
指定管理に伴う
債務負担行為を計上しております。
次に、都市建設部門では、国の補助内示に伴い、本年度末の完成を予定しております(仮称)北熊本スマートインターチェンジの整備経費に加え、熊本西環状道路、池上工区の整備経費を計上しております。
以上が、
補正予算の歳出の説明でありますが、これを賄う財源として、それぞれの歳出に見合う国、県支出金等の特定財源や市債を計上しますとともに、一般財源として繰越金を充当しておりますほか、
熊本地震に伴う熊本城の復旧経費の財源としまして、熊本城復元整備基金も活用することとしております。
続きまして、条例等の議案について主なものを御説明いたします。
まず、熊本市
省エネルギー等推進基金条例の制定でありますが、これは、
補正予算案の説明でも触れましたが、本市の温室効果ガス排出量の削減を図ることを目的に、省エネルギー等推進基金を設置するため、条例を制定するものであります。
次に、財産の取得についてでありますが、これは、災害公営住宅を整備するに当たり、その建設用地を取得することについて、市議会の議決を求めるものであります。
その他の議案につきましては、末尾に簡単な理由を付しておきましたので、説明を省かせていただきます。
以上で説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
○くつき信哉 議長 市長の
提案理由の説明は終わりました。
それでは議案を付託いたします。
お手元に配付しております付託議案一覧表のとおり、それぞれ関係委員会に付託いたします。
┌─────────────────────────────────────┐
│ 平成30年 │
│ 第2回定例会 委員会付託議案一覧表 │
│ 予算決算委員会 │
│ 議第163号
専決処分の報告について │
│ 議第164号 平成30年度熊本市
一般会計補正予算 │
│ 議第165号 同
病院事業会計補正予算 │
│ 議第168号
専決処分の報告について │
│ 議第169号 熊本市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について │
│ 議第170号 熊本市
手数料条例の一部改正について │
│ 議第171号 熊本市
地域コミュニティセンター条例の一部改正について │
│ 議第176号 熊本市
省エネルギー等推進基金条例の制定について │
│ 議第177号 熊本市
都市公園条例の一部改正について │
│ 議第178号 熊本市
体育施設条例の一部改正について │
│ 議第215号 熊本市
税条例等の一部改正について │
│ 議第217号
工事請負契約締結について │
│ 総務委員会 │
│ 議第211号
工事請負契約締結について │
│ 議第212号 同 │
│ 議第213号 同 │
│ 議第214号 同 │
│ 議第216号 同 │
│ 諮第 2号
退職手当支給制限処分に係る審査請求について │
│ 教育市民委員会 │
│ 議第172号 熊本市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を│
│ 定める条例の一部改正について │
│ 厚生委員会 │
│ 議第166号
専決処分の報告について │
│ 議第167号 同 │
│ 議第173号 熊本市
指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関す│
│ る基準等を定める条例等の一部改正について │
│ 議第174号 熊本市
地域包括支援センターの職員等に関する基準を定める条│
│ 例の一部改正について │
│ 議第175号 熊本市
旅館業法施行条例及び熊本市ラブホテル建築規制に関す│
│ る条例の一部改正について │
│ 都市整備委員会 │
│ 議第179号 市道の認定について │
│ 議第180号 同 │
│ 議第181号 同 │
│ 議第182号 同 │
│ 議第183号 同 │
│ 議第184号 同 │
│ 議第185号 同 │
│ 議第186号 同 │
│ 議第187号 同 │
│ 議第188号 同 │
│ 議第189号 同 │
│ 議第190号 同 │
│ 議第191号 同 │
│ 議第192号 同 │
│ 議第193号 同 │
│ 議第194号 同 │
│ 議第195号 同 │
│ 議第196号 同 │
│ 議第197号 同 │
│ 議第198号 同 │
│ 議第199号 同 │
│ 議第200号 同 │
│ 議第201号 同 │
│ 議第202号 同 │
│ 議第203号 同 │
│ 議第204号 同 │
│ 議第205号 同 │
│ 議第206号 同 │
│ 議第207号 同 │
│ 議第208号 同 │
│ 議第209号 訴えの提起について │
│ 議第210号 財産の取得について │
└─────────────────────────────────────┘
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 本日の日程はこれをもって終了いたしました。
この際、お諮りいたします。
明5日は、議案調査のため休会いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○くつき信哉 議長 御異議なしと認めます。
よって、明5日は休会することに決定いたしました。
次会は、6月6日(水曜日)定刻に開きます。
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 では、本日はこれをもって散会いたします。
午前10時28分 散会
〇本日の会議に付した事件
一、議事日程のとおり
平成30年6月4日
出席議員 46名
1番 くつき 信 哉 2番 田 辺 正 信
3番 光 永 邦 保 4番 大 塚 信 弥
5番 山 部 洋 史 6番 緒 方 夕 佳
7番 小 池 洋 恵 8番 三 森 至 加
9番 高 本 一 臣 10番 小佐井 賀瑞宜
11番 寺 本 義 勝 12番 福 永 洋 一
13番 西 岡 誠 也 14番 田 上 辰 也
15番 浜 田 大 介 16番 井 本 正 広
17番 藤 永 弘 18番 原 亨
19番 原 口 亮 志 20番 紫 垣 正 仁
21番 大 石 浩 文 22番 田 中 敦 朗
23番 那 須 円 24番 重 村 和 征
25番 村 上 博 26番 上 田 芳 裕
27番 園 川 良 二 28番 倉 重 徹
29番 澤 田 昌 作 30番 満 永 寿 博
31番 三 島 良 之 32番 齊 藤 聰
33番 田 尻 善 裕 34番 上 野 美恵子
35番 白河部 貞 志 36番 藤 岡 照 代
37番 津 田 征士郎 38番 坂 田 誠 二
39番 竹 原 孝 昭 40番 江 藤 正 行
41番 藤 山 英 美 44番 落 水 清 弘
45番 古 川 泰 三 47番 田 尻 将 博
48番 家 入 安 弘 49番 鈴 木 弘
説明のため出席した者
市長 大 西 一 史 副市長 多 野 春 光
副市長 植 松 浩 二 政策局長 古 庄 修 治
総務局長 中 村 英 文 財政局長 田 中 陽 礼
市民局長 萱 野 晃 健康福祉局長 池 田 泰 紀
環境局長 勝 谷 仁 雄 経済観光局長 平 井 英 虎
農水局長 西 嶋 英 樹 都市建設局長 田 中 隆 臣
消防局長 西 岡 哲 弘 交通事業管理者 肝 付 幸 治
上下水道事業管理者白 石 三千治 教育長 遠 藤 洋 路
中央区長 石 櫃 仁 美 東区長 田 端 高 志
西区長 深 水 政 彦 南区長 松 石 龍太郎
北区長 野 口 恭 子
職務のため出席した事務局職員
事務局長 田 上 美智子 事務局次長 大 島 直 也
議事課長 本 田 正 文 調査課長 中 川 和 徳...